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LAGUNITIAN
ラグナの怪物、アイバンのスキムボード
---- ラグニシアン ----


我が名はラグニシアン、 新スキムボードブランドの紹介
2003.10.18

ちょっと前からSkimOnlineのBBSでも語られていたスキムボードの 新しいブランド*1、それが「LAGUNITIAN Skimboards:ラグニシアン スキムボード」だ

これまでまとまった情報も無く紹介出来ずにいたがラグナで配布されていたフリーペパー「THE WORD」での紹介記事、SKIMMAG#11でのラグニシアンの広告、そしてラグナで出会ったプロスキマー、ダン・マクミランに見せてもらったラグニシアンの実物 
情報も集まりほぼ全容が掴めたのでここで紹介する

*1 THE WORDによるとラグニシアンは1987年から既にスタートしていたとのことだが、趣味レベルだったのでは?



超個性的!、と言うよりテキトーで好き放題なグラフィック


ハチの巣状の模様が見えるだろうか? レーシングカーの廃材を流用したハニカムコアがわずかに透けて見える


レイル部分が細かくうねっている この仕上げは、、、? ダーノが「自分用だから」って手を抜いて作ったのか、それともこれもラグニシアンの味なのか?


ダーノことダン・マクミラン ダーノの持ち味と言えばインサイドのビッグウエーブでガツンとラップなのだがこの日の波は膝 巻き悪
ラグニシアンを創立したのはアイバン・アシュワー(Ivan Ashauer) アイバンは以前、スロットライダーとして数回来日したこともあるのでお馴染みだろう また前述のダン・マクミランもアイバンを手伝っているらしい。

ラグニシアンの特徴は
  ・ハニカム構造のコア
  ・プリプレグ・カーボン使用*2
  ・個性的で唯一のグラフィック

ラグニシアン最大の特徴、ハニカムコアはレーシングカーの廃材を利用したものだ これはカーショップを経営する叔父を持つアイバンならではの選択だ そのハニカムコアにプリプレグ・カーボンを巻き、高温のオーブン(450度!)でボードを作る方法を彼は考案した またラグニシアンでは通常、クロスにアートを書いてから焼くため同じ絵柄であっても同じ色合いとはならず本当のオリジナルボードとなるらしい  このあたりは日本の七宝焼のノリだ

*2プリプレグ・カーボン:あらかじめエポキシをしみ込ませたカーボン、樹脂を余分に使わなくてすむので軽量に仕上げやすい

実際にダン・マクミランのボード見せてもらったが、仕上げは荒く製品としてはかなり厳しいと言わざるを得ない もっともこのボードはダン自身が作ったらしいので自分用に手を抜いただけかもしれない ボードの重量は重すぎず軽すぎずと言ったところ グラフィックは見ての通り超個性的

THE WORDによるとフランス、ポルトガル、そして日本からの発注が来ているとのことだが事実だろうか? もし本当に日本で発売されるのであれば、ダンのボードよりももっと美しい仕上がりのボード生産が可能と言うことに他ならない かなりユニークなボードであることは確かなので、日本での登場を楽しみに待つとしよう


ラグニシアンのWebサイト:www.lagunitianskimboards.com
ただし現在はドメインを確保しただけでオープンはしていないようだ

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