7/11日曜、阿字ヶ浦(茨城)で開催された「ガスティカップ2004 1stステージ」の腕自慢クラス(この大会での最上位クラス)を制したのは、静岡のgrapeライダー竹中雄一だった
竹中は少ない波を確実に捉え並居る強豪を抑え優勝をもぎ取った
この日の朝の潮周りは小潮の引き一杯から始まった 風は弱いオンショア 気になる風ではない 波数はかなり少ないがヒザ〜腰で巻きは悪くない 稀に胸位のセットが入ったがブレイクポイントは遠く、その波を捉えることが出来るのは一部のトップスキマーだけといった感じ
竹中は初戦で強豪Vic安田と当たった 安田は時折入る大きめの波にのみに反応 結果、悪くは無いライディングを見せたがいかにも本数が少なくあっさり初戦に沈んだ 一方、竹中は大き目の波はもちろん小さめの波もバランス良くこなし楽々勝ち上がった
その後、潮が上がってくると波は割れずらくなり、ヒザサイズでは巻かずそれ以上のサイズは極端に波数が少なくなってしまった
またファイナル直前には天候が急速に悪化 大粒の雨と激しい雷で大会は中断を余儀なくされた 1時間弱で天候は回復し、また蒸し暑い夏を取り戻し大会は再開されたが波数は相変わらず少ない
そうして開始された腕自慢クラスファイナル ファイナリスト達は皆手強く力は均衡していた しかし、Grapeライダー竹中は重要な場面、つまり数少ない良質なセットが入った時には誰よりも早く良いポジションに滑り込み鋭いターンを確実に決め勝利をつかんだ
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